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防犯コラム

万引き被害の実態データで見る、「うちは大丈夫」が危ない理由と売り場の死角対策

最終更新日:2026年8月20日/監修:杏林社(2008年設立・日本万引防止システム協会(JEAS)理事)

皆様こんにちは。

「うちは大丈夫」——多くの店舗様が、そう感じています。防犯カメラも設置している、スタッフも売り場に立っている。それでも被害はなくなりません。

警察庁の発表によると、令和6年中に警察が認知した万引きは9万8,292件。刑法犯認知件数に占める割合は13.3%にのぼり、令和6年は2年連続の増加となりました(出典:警察庁「令和6年中の万引き認知件数」)。届出や発見に至らないまま、棚卸差異として埋もれてしまう被害も少なくありません。

杏林社は2008年の設立以来、大手中古品店チェーンや国際空港、2025年大阪・関西万博など、規模・業態を問わず防犯機器の導入を支援してきました。日本万引防止システム協会(JEAS)では理事を務めています。

本記事では、最新の被害データと現場でよくいただくご相談をもとに、「対策しているつもり」で見落とされがちな売り場のリスクと、その対策として杏林社がご提案しているエリア型防犯システム「S-Guard(エスガード)」についてご紹介します。

1. 万引き被害の最新データ(令和6年)

警察庁の統計によると、令和6年中に警察が認知した万引きは9万8,292件で、刑法犯認知件数全体の13.3%を占めています。令和6年は2年連続の増加となりました(出典:警察庁「令和6年中の万引き認知件数」)。

これはあくまで警察が「認知」した件数であり、実際の被害はさらに多いと考えられます。届出に至らないケースや、犯人が特定できずに棚卸差異・在庫ロスとして処理されるケースも多いためです。業界の過去の推計では、万引きによる年間被害総額は約3,500億円規模ともいわれています(※過去の統計・公開情報等をもとにした参考推計です)。

損失は最終的に商品価格やサービス品質という形で消費者にも跳ね返るため、万引き対策は一部の店舗だけの課題ではなく、小売業界全体の課題といえます。

2. 「うちは大丈夫」と思っている店舗ほど危ない理由

「防犯カメラはある」「スタッフも見ている」——多くの店舗様がそう感じています。しかし、実際に被害が起きているのは、死角・高額商品まわり・入口・人気商品棚など、対策が手薄になりやすい場所であるケースが少なくありません。

万引き対策に「これさえやれば安心」という唯一の正解はなく、店舗の形状、取り扱う商品、スタッフ体制によって合う方法は変わります。「うちは大丈夫」と感じている店舗ほど、一度立ち止まって売り場全体の防犯対策を見直してみることをおすすめします。

3. 増えている組織的・転売目的の万引き

近年は、商品をポケットやバッグに隠す単純な持ち去りだけでなく、複数人で役割分担する組織的な行動、転売目的での大量窃取、高額商品を狙い撃ちする手口、死角を利用した犯行など、店舗側が気づきにくいケースが増えています。

こうした手口の多様化・巧妙化により、「出入口さえ押さえておけば大丈夫」という従来型の対策だけでは、対応しきれない場面が増えてきています。

4. 防犯カメラでは気づけない「接客中の死角」

接客中の数分間、他の売り場まで目が届いているでしょうか。

防犯カメラは、映像を「記録」することはできます。しかし、その瞬間にスタッフが「気づける」とは限りません。商品ロスの原因は、棚卸差異や在庫ズレだけでなく、記録には残っていても発見が遅れる”気づかない持ち去り”が混ざっていることもあります。

見張るスタッフを増やすのは、人件費の面でも接客品質の面でも現実的ではありません。だからこそ、売り場を窮屈にしすぎず、買いやすく・盗りにくい売り場をどう両立させるかが、これからの防犯対策の鍵になります。

5. 「店内で鳴る防犯」は迷惑?よくある誤解と実際の仕組み

S-Guardをご検討いただく中で、次のようなご質問をよくいただきます。

  • 出入口で鳴れば十分ではないか
  • 店内で鳴ったら、お客様が驚くのではないか
  • スタッフの対応が大変になるのではないか

そう感じるのは自然なことです。しかし、万引き対策で見落とされやすいのが、出入口に向かう前の「売り場内」で起きるリスクです。商品が死角に持ち込まれたり、タグに細工されたり、スタッフの目が届きにくい場所へ移動されたりすると、出入口で気づく前に対応が難しくなることがあります。

S-Guardは、出入口だけで反応させるのではなく、守りたい売り場や商品そのものに警戒エリアを設定する防犯システムです。専用タグを付けた商品が警戒エリアの外に出ると発報するため、死角に持ち込まれる前の段階で気づきやすくなります。発報した際は、スタッフがお声がけをしてレジでお預かりするといった運用につなげることも可能です。

「店内で鳴る」のは、お客様やスタッフを困らせるためではなく、早い段階で気づき、対応しやすくするための仕組みです。運用方法は店舗の構造・商品構成・スタッフ体制によって異なりますので、導入時にあわせてご相談いただけます。

S-Guardの仕組みについて詳しくはS-Guard商品ページをご覧ください。

6. 防犯ゲート・防犯カメラとS-Guardの費用比較

いきなり高額な防犯設備を導入する前に、コスト面も確認しておきたいところです。防犯対策は機器代・設置条件・工事内容によって初期費用が大きくなりやすく、初期費用が大きいほど「試してから決める」ことがしにくくなります。

2年間の費用イメージで比較すると、目安は以下のようになります(機種・台数・設置環境・タグ数などにより異なります)。

比較項目防犯ゲートS-Guard(エリア防犯)
初期費用・工事本体価格に加え、設置形式によっては工事費が発生しやすいレンタル方式のため初期費用を抑えやすい/工事不要
2年間の費用目安約80万円〜になるケースも月額8,250円〜×24か月で総額約20万円〜が目安
得意な守り方出入口での防犯死角・高額商品エリアなど売り場内をピンポイントで防犯
設置できない店舗への対応出入口が広い・テナント規約等で設置不可の場合があるコンセントがあれば設置可能

ただし、安さだけで選ぶのは危険です。大切なのは価格よりも、自店の売り場・商品・スタッフの運用に合うかどうか。「出入口は防犯ゲート、死角や高額商品エリアはS-Guard」という併用で、より隙のない防犯体制を組んでいる店舗様も多くいらっしゃいます。

7. まずは30日間無料トライアルで確認する

S-Guardは、30日間無料でお試しいただけます。実際の店舗で使ってみることで、自店の売り場・商品・スタッフの運用に合うかをしっかり確認できます。

「30日後、自動で課金されるのでは」とご心配される方もいらっしゃいますが、自動課金はされませんので安心してお試しいただけます。

防犯ゲートやカメラにも、それぞれの良さがあります。ただ、「まず試してから判断したい」という店舗様には、S-Guardという選択肢もあります。

詳しくはS-Guardの専用ページからご確認いただけます。

8. よくある質問(FAQ)

Q. 防犯カメラやゲートは既にあります。それでもS-Guardは必要ですか?

A. 防犯カメラやゲートは出入口や記録の面で有効ですが、店内の死角や、タグを外されてから出入口までの間のリスクには対応しきれない場合があります。既存の対策と組み合わせて、死角や高額商品エリアだけをS-Guardで補うという導入方法も多く採用されています。

Q. 店内でアラームが鳴ると、お客様に不快な思いをさせませんか?

A. 案内POPなどで「エリア防犯を導入している店舗」であることを事前に告知して運用いただくケースが一般的です。エリア内に戻すと自動で鳴り止むため、正規のお客様が誤って持ち出してしまった場合も、大きなトラブルになりにくい設計です。

Q. 30日間無料トライアルの後、自動的に契約になりますか?

A. いいえ、自動課金はされません。実際にお試しいただいた上で、ご納得いただいてからのご契約となります。

9. まとめ・お問い合わせ

万引き被害は年々深刻化しており、令和6年は2年連続の増加となりました。「防犯カメラもある、スタッフも見ている」という店舗ほど、死角・高額商品まわり・接客中の売り場など、見落としがちなポイントを一度見直してみることをおすすめします。

S-Guardは、出入口だけでなく売り場や商品そのものにエリアを設定できる防犯システムです。初期費用・工事不要で、30日間無料トライアルから自店に合うかご確認いただけます。

S-Guard商品ページお問い合わせフォーム会社概要・運営者情報

※被害額は過去の統計・公開情報等をもとにした参考推計です。
※万引き認知件数・割合は警察庁「令和6年中の万引き認知件数」に基づきます。
※本記事は防犯意識の啓発を目的としており、犯行を助長する具体的な手口の紹介ではありません。