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防犯コラム

万引き対策の種類と特徴を徹底解説|初期費用を抑える選び方も紹介

万引き対策の必要性とは?

万引き(窃盗行為)は実店舗において無視できないリスクです。
日本では、小売店が受ける被害額(不明ロス・窃盗被害)は年間で数百億円〜千億円規模に上るという試算もあります(※要出典)。
こうした被害は、利益圧迫・在庫管理の混乱・従業員の心理的負荷など多面的に店舗運営を蝕みます。

さらに、万引き被害は業種・店舗形態によって発生率や手口が異なります。
例えば、ドラッグストア・家電量販店では比較的高額品が対象になるケースが多く、書店・雑貨店では低単価品のスリ・盗み取りといった手口が中心になることもあります。
また、内部不正(従業員による持ち出し)と外部不正(来店客による万引き)を区別して対策を講じる必要があります。
このような背景から、「どのような種類の対策があるか」を理解し、自社店舗のリスクに合ったものを選び、組み合わせて導入していくことが重要です。

■万引き対策の種類一覧【タイプ別に解説】
ここでは、万引き対策を次のような分類で整理して説明します。

  • 人的対策
  • 防犯タグ・防犯カメラ・防犯ゲート
  • 店舗設計・環境改善対策

【人的対策(スタッフ配置・接客・巡回など)】

概要メリットデメリット・注意点
定期的な巡回・見回り比較的初期投資が低めで始めやすいスタッフのスキルやモチベーションに左右されやすい
スタッフによる接客強化(声かけ、棚前での会話、目配せ)お客様対応と防犯を兼ねられる長時間の巡回・目視は疲労・人的ミスが起こりやすい
スタッフ教育・研修(不審行動の見分け方、対応マニュアル整備)臨機応変な対応が可能店舗が大きい、死角が多い、スタッフ数が足りない場合はカバーしきれない

◎このような「人的対策」は基本対策として必須ですが、単体では限界があるため、他の機器・システムとの併用が求められます。

【機器・システム対策(タグ、カメラ、防犯ゲート等)】

概要メリットデメリット・注意点
防犯タグ/センサータグアラームによる即時反応が可能商品によっては、既存店舗・配線・電源・スペース制約をクリアする必要あり
防犯ゲート(アンテナゲート、EASゲート)常時監視でき、人的ミスを補える初期投資・機器維持コストがかかる
防犯カメラ(監視カメラ、録画機能付き)証拠映像取得が可能機器の誤作動・ノイズ感知による誤報対応が必要

※防犯タグについて、当社のS-Guardは配線も穴あけも必要ありません。

初期費用0円でコンセント1つあれば、設置が可能です。

気になる方は当社担当までお気軽にお申し付けください。

【店舗設計・環境改善対策(死角排除・照明など)】

概要メリットデメリット・注意点
死角(暗い場所・見えにくい棚の奥など)をできるだけ無くすコストが低め(内装や什器の改装範囲内でできることも多い)大幅改装が必要となる場合、コスト・工期がかかる
通路幅・棚の高さを調整して見通しを良くする無理な機器設置が難しい店舗でも改善できる余地がある全ての死角を無くすのは困難(構造上の制約)
ミラー(防犯ミラー/鏡)設置他の対策と相性がよく、補強効果を発揮改善効果が即時には出にくいことも

■万引き対策は「組み合わせ」が重要
どの対策も万能ではありません。効果を最大化するには 複数手法の組み合わせ が不可欠です。
例えば、小規模店舗では人的対策+照明改善+簡易な防犯タグから始め、成長にあわせて AIカメラ や高性能システムを段階的に導入する方法が現実的です。
大規模店舗や多店舗展開しているチェーン店では、各拠点における「人的対策+機器対策+AI解析」の統合運用を検討すべきです。
また、万引きの発生頻度、被害規模、死角数、スタッフ数、予算などを踏まえて「どこから手をつけるか(優先対策)」を決めていくことが鍵です。

■万引き対策でよくある誤解
「防犯カメラをつければ十分抑止できる」 → 実際には映像を見る体制がなければ無意味
「高性能 AI を入れればすべて防げる」 → 誤検知・運用体制がないとアラートが活かされない
「対策を一種類だけ導入すればいい」 → 補完関係を無視すると弱点が残る
「万引き被害は仕方ないコスト」 → 継続対策を怠ると被害が拡大する
失敗例・実例を交えて説明すると説得力が増します。

まとめ:店舗に最適な万引き対策を選ぼう
万引き対策には多様な種類がありますが、重要なのは自店に「最適な組み合わせ」を取ること です。
初期費用を抑えつつ始めたい店には人的+環境改善+レンタル機器という選択肢も有効ですし、多店舗展開や大規模店舗では AI やシステム統合まで視野に入れて設計すべきでしょう。