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自鳴タグとは
自鳴タグは「万引防止タグ」の一種で、タグ自体が音を発することで万引を防ぐ防犯装置です。



近年、ネットオークションなどで万引きした物を簡単に転売できることから組織的窃盗グループによる組織的な万引きが増えています。
中には国際的窃盗集団が関わっているケースもあります。
また、そういった組織的窃盗グループによる万引きは、1日に7店舗から10店舗にわたる犯行に及ぶ場合もあり、非常に大きな被害額になることが特徴です。
・配置されている店員が少ない
・店員が女性中心
・高額商品を取り扱っている
・系列店舗が多く、内情が分かりやすい
・来店時に店員が客の顔を見ない
・配置されている防犯カメラが少ない
上記のような店舗では、自鳴タグと防犯ゲートとのセットでの運用がオススメです。
タグとして優れている点
自鳴タグが他のタグと比べ優れている点として、音での抑止があります。
「防犯ゲートを導入しているが、店内で防犯タグを外され万引きされる」
主に試着室やお店の死角がある店舗などで聞く声です。
店内の不正解除の際にタグが発報する為、店内の犯行に強い抑止力が期待できます。
また防犯ゲートの電波を受けタグが鳴りだす為、万引き犯が防犯ゲートを通過したあとも自鳴タグが鳴り続けます。
犯人は商品を諦めない限り、鳴り続けている自鳴タグと一緒に逃げないと行けないので注目を浴び続けます。
以上の理由から非常に強い抑止が期待出来るタグとして人気の商品です。
防犯ゲートとセットで効果を発揮します。



省スペースながら大きな発報音で周囲に知らせるため誰がどこで不正行為をしたのかがすぐに分かるようになっており、発動のタイミングは大きく分けて2つです。
➀防犯ゲートを通過する

・防犯ゲートから出ている電波を受けて自鳴タグが発報します。
・厳密にはゲート手前あたりでタグが鳴る為、万引き犯が走って逃げるリスクが少し減ります。
※人通りが多い店舗などでは、ゲートが鳴っても誰が鳴らしたか分からない…などもタグから音を鳴らす為、容易に犯人の特定が出来ます。
防犯ゲート単体での万引防止に取り組まれているものの、店舗において十分な効果が見られない場合には自鳴タグの導入が効果的と言えます。
➁不正に取り外す

・不正に取り外されると発報する仕組みとなります。
万引き犯は店内の死角でタグを外すなどの不正行為でゲートをすり抜けようとします。
悪質な万引きですが、自鳴タグを使う事によって不正に外された際も店内でタグが鳴り響く為、高い抑止効果が期待出来ます。
導入の際にはゲートの周波数に合わせてタグを選ぶ必要があり、誤った周波数のものを選ぶと十分な効果が得られない場合があるので注意が必要です。
タグには貼り付け式とワイヤー式、そしてゲート不要のアンテナ式がありますが、いずれも不正に取り外すと音が鳴ります。
■自鳴タグの仕組み
出入り口に設置されたゲートなどのアンテナ機器と連動して、設定したエリア内にタグが侵入するとタグ自体、またゲート自体が発報します。
相互に連携するためにはタグとゲート双方に周波数が設定されており、それぞれが反応することで音がなる仕組みとなっています。
■自鳴タグはどんな店舗に向いている?
自鳴タグが向いているお店は1万円以上の単価が高い商品、尚且つ再販性の高い商品を扱っているお店です。
既に防犯ゲートを導入している場合も、自鳴タグ+解除機のみご購入頂ければ届いたその日から使うことが可能ですので自鳴タグの使用に向いているといえます。
防犯ゲートが無い場合でも、ゲート不要のアンテナ式の自鳴タグを導入することで費用を抑えることが可能です。
小さな商品にはタグが付けられなかったり、扱っている商品の単価が低い店舗ではタグの導入コストと比べると効果が低い場合がございますので導入を検討されている方は参考にされてみてはいかがでしょうか?